ツアーマイル/ツアープレミアム
「ツアーマイルとは」・「ツアー・プレミアム」 について、このページで説明しています。
ツアーマイルとは
「ツアーマイル」という言葉はあまり耳にしませんが、ここで説明しておきましょう。
JMBツアーやジャルパック「アイル」「アヴァ」、アジア旅行開発「センチュリー」「ビバ」などの
JAL系列の会社が主催するツアーに参加すると貰えるマイルのことです。
ツアーマイルの獲得マイル
国内/海外 | ツアー名称 | 獲得マイル |
---|---|---|
国内 |
JMBツアー |
200 マイル |
海外 |
JMBツアー |
500 マイル |
海外 |
ジャルパック「アイル」 |
300 マイル |
海外 |
ジャルパック「アヴァ」 |
300 マイル |
海外 |
アジア旅行開発「センチュリー」 |
300 マイル |
海外 |
アジア旅行開発「ビバ」 |
300 マイル |
貰えるマイル数は、ちょっと少なめです。
「ツアーを検討するなら、JAL系列だと、マイルが少しもらえますよー」と言った感じです。
JMBツアーのページは、こちらから。ネットで予約しないとマイルが加算されません。
ツアー・プレミアム
2006年から始まった「ツアー・プレミアム」。
一体なんでしょう?
ツアー・プレミアムの登録参加費用
「ショッピングマイル・プレミアム」は、JALゴールドカードとJALダイナースカードに自動付帯ですが、
この「ツアー・プレミアム」は、自動付帯のカードがありません。デフォルトでは全員が未加入ということです。
JALゴールドカードでも、登録申請が必要です。
登録参加費用は、年間で2,100円。 自動更新です。
ツアー・プレミアムの内容
「ツアー・プレミアム」というからには、
「ツアーマイル」の上級版か?
「ツアーマイル」がダブルで貰えるのか?
「ツアーマイル」なんて、ダブルで貰ってもなあ... と考えるのが普通です。
しかし、実態は違います。
JALのホームページの説明からでは、理解しにくい点もありますので、問い合わせた私の理解でいきます。
簡単に説明すると、
【安いチケットでJALに乗ったときに損する換算率を補うプラン】
もうちょっと詳しく説明すると、
【フライトマイル換算率が100%に満たないチケットでJALに乗ったときに、
通常なら50%-75%しか適用されない換算率が100%に引き上げられるプラン】
ツアー・プレミアムの意味とメリット
換算率については、航空券の種類と貯まるマイル をクリックして別ウィンドウで開いて下さい。
国内線なら「普通運賃」、国際線なら「エコノミークラス普通運賃」でないと換算率は、100%になりません。
それよりも安いチケットなら、換算率は、値段によって50%まで下がってしまいます。
そこで、「ツアー・プレミアム」に登録しておくと、換算率が100%で計算されてマイルが貰えます。
まさに「割引チケットのマイル獲得補填プラン」と言えます。
というか、そう説明して欲しいですね。
しかし、JALから考えると、普通運賃より安いチケットは、ツアー向けに販売される(べき?)ものなので、
「割引チケットを使う人へのマイル獲得プラン」→「ツアー客向けマイル獲得プラン」
と言った連想から「ツアー・プレミアム」という名称になったのだと思います。
ツアー・プレミアムの問題点
「割引チケットへの換算率が補填される」ということでしたが、
全ての割引チケットの換算率が補填されるワケではありません。
国内線では、破格の「バースデー割引」や「バーゲンフェア」まで、ほぼ全てカバーしていますが、
国際線では、格安チケットの一部は対象外となっています。
格安チケットでも、普通のフライトマイルがもらえないようなチケットには、
ツアー・プレミアムでもフライトマイルは加算されませんので、注意が必要です。
ツアー・プレミアムに登録すべきタイプ
ビジネスクラスやエコノミークラスでも普通運賃を支払う人、
つまり、会社の出張等で正規料金のチケットでフライトマイルを貯めている人には、不向きです。
ツアー・プレミアムで補填される換算率は、100%が限度ですから、意味がないですね。
海外旅行なら、格安チケットを買う人(激安チケットはだめ)やツアーに参加する人。
国内旅行なら、前もって「特便」「先得」「バーゲン」「バースティ」等のチケットを買って乗る人。
こんな人には、お得なプランです。
ただ、国内便は、基本的にフライトマイルが少ないので、ある程度の数を乗る人におススメです。